1990年の有馬記念で能力の衰退が囁かれていたオグリキャップが感動のラストランを飾りました。

 

シン・アリマのコラボした2016年の有馬記念はサトノダイヤモンドがオッズ0.1倍差で人気を分け合ったキタサンブラックをクビ差で振り切って優勝しました。

 

シン・アリマでは歴代の優勝馬が登場していますが、有馬記念は歴史に残る名レースが多数あります。
歴代有馬記念の名レースをまとめました。

 

 

1999年のグラスワンダーVSスペシャルウィーク

スペシャルウィークとグラスワンダーの戦い

1番人気はグラスワンダーの2.8倍、2番人気はスペシャルウィークで3.0倍の2強と称されたレースでした。

 

1999年はグラスワンダーが宝塚記念でスペシャルウィークを圧倒して勝利します。
秋はスペシャルウィークが調子を上げて天皇賞・秋ジャパンカップを連勝。

 

レース前からお互いの陣営が火花を照らす展開でした。

 

このような2強の対決が注目されるのは珍しいことではないですが、実際のレースでは最後の直線に入って2頭が抜け出し叩き合いを演じます。
優劣なしの真っ向勝負の結果、写真判定のハナ差(わずか4cmの差)グラスワンダーが制しました。

 

直線ではお互いを応援するファンの声援が入り乱れ、歴代の有馬記念でも最大級の盛り上がりを見せました。

 

 

2000年のテイエムオペラオー包囲網

 

1999年の有馬記念では当時3歳で5番人気ながら、グラスワンダーとスペシャルウィークに次ぐ3着に入ったテイエムオペラオーは4歳になって覚醒します。
有馬記念の前までは2000年に入ってから天皇賞・春、宝塚記念、天皇賞・秋、ジャパンカップの4つのビッグレースを含めて7連勝と圧倒的な成績を残します。

 

有馬記念では単勝オッズ1.7倍の圧倒的1番人気。

 

テイエムオペラオーの得意な脚質は先行する横綱競馬ですが、有馬記念では多くの馬がテイエムオペラオーをマークして、囲い込むような形で後方待機を強いられます。

 

直線の短い中山競馬場で、集団に囲まれて進路の狭い中で、多くの人がさすがのテイエムオペラオーも万事休すかと思ったことでしょう。

 

しかし狭い隙間を突いて進路を確保すると、猛烈な末脚を披露し最後はライバルのメイショウドトウをハナ差で差し切って勝利を挙げます。
結果的にテイエムオペラオーは2000年にG1の5勝を含む8戦全勝のパーフェクトイヤーにして締めくくりました。

 

 

1990年オグリキャップの復活引退レース

オグリキャップの引退レース

芦毛の馬体地方出身イケメンなどの理由でアイドルホースだったオグリキャップは競馬を知らない人や世代ではない人も名前くらいは聞いたことがあるでしょう。

 

1990年の有馬記念はオグリキャップの引退レースとして注目されていました。

 

しかし、前走のジャパンカップと前々走の天皇賞・秋で大敗して、当時6歳だったオグリキャップは落ち目で能力の衰退を囁かれていました。
4番人気だったオグリキャップは武豊騎手の早い仕掛けによって直線で抜け出し先頭に立ちます。

 

後ろからはメジロライアンとホワイトストーンが迫ってきていて、テレビの実況も「オグリキャップ」「頑張れ」しか言葉を発しない状況。
競馬場での観戦客や画面の前で見ていた人も「頑張れ」と叫んだ人は多いでしょう。

 

見事にメジロライアンを3/4馬身差で振り切って有終の美を飾りました。

 

 

2013年オルフェーブルの圧巻引退レース

オルフェーヴルの引退

オルフェーブルは歴代最強馬と称される一方で、荒い性格で大敗するレースが多く、凱旋門賞は2年連続2着に沈むなど、順風満帆な成績ではありませんでした。

 

2013年の有馬記念はオルフェーブルの引退レース。
凱旋門賞帰りのローテーションでしたが、単勝1.6倍の圧倒的支持を得ます。
過剰な人気だと危惧するベテランも多かった中で、引退レースの有馬記念で8馬身差の圧勝を演じてしまいました。

 

2018年に行われた歴代最強馬のアンケートでオルフェーブルは1位の称号を得ています。
まさに集大成と言えるレースで、オルフェーブルの強さを100%見せた名レースでした。